日記ブログで稼ぐのはいいアイディアだと思います。
しかし日記ブログは一歩間違えると「独りよがり」になる可能性も高いので注意が必要です。
「稼ぐ」と決めた以上は「独りよがり」ではいけません。稼ぐ以上は「読者に奉仕する」ことを忘れてはいけないのです。
本記事では、初心者が日記ブログで稼ぐために強く意識すべきことを解説しています。日記ブログで自信をもって稼ぎたい方は参考にしてください!
あなたは芸能人じゃない(1)
芸能人の日記ブログはもの凄いアクセスを叩きだします。(何気ない日常を少しさらけ出しているだけなのに!)
しかしわたしたちが芸能人の真似をしてアクセスを稼ごうと思っても、ほぼ間違いなく失敗します。残念ながらわたしたち一般人に興味をもってくれる人はほとんどいないのです。
真似しなければいけないのは芸能人ではなく、一般人のブログです。さてあなたが今現在、マメにチェックしているブログはありますか?もちろん芸能人以外が執筆しているブログですよ!
おそらく頭に思い浮かぶブログは1つもないのではないでしょうか?1つや2つ思う浮かんでも「最近はチェックしてない」のではないでしょうか。残念ですがそれが現実です。
よっぽど心惹かれるブログでなければ、わざわざチェックしたりしないのです。
厳しい現実から得られる教訓は、わたしたちは読者がブログを読む理由をつくり続ける必要があるのです。
- とにかく面白い
- 最新の情報をゲットできる
- 役に立つ情報が満載
- 共感できることばかり
- いつも笑える
- 話のネタができる etc
読者があなたのブログを読む理由はなんでしょうか?
ブログを読む理由を明確にしたらその時の感情を大事にしてください。
例えば、面白い!と感じて欲しい記事を目指すとします。その場合、記事を執筆するあなた自身が楽しい感情になっていることが大前提です。
飲み会の席で、楽しい人の近くで飲んでいると自然と楽しい気持ちになりますよね。一方でつまらなそうな顔をしている人の近くで飲んでいるとツマラナイ気持ちになりますよね。それと一緒です。
読者はバカではありません。直感的に感じる胡散臭さに騙される人はほとんどいません。ある一瞬だけ騙されても長期的に騙し続けることはできません。
営業下手な営業マンの作り笑いになんともいえない気持ち悪さを感じた経験はありませんか?「おいおいその笑顔、絶対に嘘でしょ?」てツッコむのも疲れてしまいますよね。
たまにブログの中だけ人格が変わる人がいます。例えば普段は大人しい性格なのに、ブログ上では漫画ワンピースの主人公ルフィ―のような人格を演じる人がいるのです。
残念ながらブログ運営者が多重人格のようになっているブログは長続きしません。読者がどう感じるか云々ではなく、ブログ運営者自身が嘘の演技をすることに疲れてしまうからです。演じるのに疲れたブログ運営者はブログから逃げ出します。
もしくは、読者が自然と離れていきます。「一昔前は魅力的だったのに最近はなんとなくつまらないな」という具合です。
「なんとなく」という点は非常に重要です。ブログに限らず、ドラマでも映画でも歌手でも同様です。昔好きだったアーティストの歌も「なんとなく」聞かなくなるし、人気連載ドラマも「なんとなく」視聴しなくなるんです。
「なんとなく」というあやふやなものをふっとばすのは「本気の感情」だけだと思います。
趣味ブログで稼ぎたいという方の99%は、Googleアドセンスで稼ごうとしていますよね?Googleアドセンスの申し込みページをみると魅力的なキャッチフレーズが目につきます。
天才エンジニアがウジャウジャいる天下のGoogle様が、キャッチフレーズのテストしていないわけがありません。
「大好きなことを収益に。」というキャッチフレーズが心に突き刺さる人が多いのはGoogleによって証明されているのです。
ここで冷静に考えてほしいのは、あなたが大好きなことです。演じることもなく、本気で楽しいと思えることです。何かありますか?「ない」という方は、大好きなことで収益を得ることはできません。
ここは非常に大事なポイントなので真剣に考えてみて下さいね。あなたが好きなものはなんなのでしょうか?この選択を間違えると痛い目に遭います。どんな痛い目に遭うかといえば「頑張っているのに稼げない」という辛い状況です。
例えるなら、営業マンが「本音をいえばおススメできない商品だけど、営業成績稼げないと飯食えないからね。」と思いながら作り笑いでセールストークしているようなものです。稼げるわけがないじゃないですか。
「う~ん、わたしは何も好きなものがない」と悩む人も多いです。「わたしにはGoogleアドセンスが向いていない」と諦める人もいるかもしれません。でも悲観する必要はありません。誰でも大好きなものは一つは隠れています。
盲点になっているのは「自分自身」です。他人のことはどうでもいいけど、自分のことは「かわいくて」しょうがない人ってたくさんいますよね。そういう人はまずは「かわいい自分」を起点にしたブログ運営をする手もあります。
自分自身が恋愛に悩んでいるなら「恋愛」がテーマになるし、結婚すれば「夫婦生活」テーマになるし、子供が生まれれば「子育て」、髪が薄くなってきたら「美容」といった具合です。
日本には1億人以上の人が住んでいるわけです。ちゃんと探せばあなたと似たような人は必ず見つかります。逆にあなたと似たような人は、あなたのブログを見てくれる可能性が高いです。
本気で自分と向き合って記事を書き続ければ、「とっても共感するブログですね。毎日見ています!」と読者から嬉しいメッセージを頂くこともあるでしょう。
つまりブログ運営をはじめる第一歩は「自分を見つめ直すこと」なのです。
自分でブログ記事を書く場合、運営者自身が作業者であり、社長でもあります。戦略を立てるのも自分でやる必要があるし、地道な記事の執筆も自分でやる必要があります。
ブログを運営する自分自身がどんな人間か深いところまで理解していないと「ブログつまんね。やめよ」ということになるのです。
自分の好きなこともやりたいこともわからないなら、ブログ運営をはじめてはいけないのです。
読者は誰なのか?(2)
誰が読者なのかハッキリイメージできていますか?
もし、読者をイメージできていないと薄っぺらい記事になるので要注意です。Wikipediaのような記事を書いても誰も興味を持って読んでくれません。
せっかくなら「このブログはわたしのために書かれたブログだ!」と思って欲しいですよね?そのほうがファンが増えるのは明らかですよね?
ですから想定読者をハッキリイメージすべきなのです。
例えば、「Hanako」という女性雑誌があります。この雑誌は、Hanakoさんという想定読者一人に向けて記事を書いているそうです。想定読者がブレないからこそ、深く共感される情報を提供できるのだと思います。
あなたのブログも同様に、読者が誰なのかハッキリさせたほうがいいです。
あなたのブログが「大好きなあなた」を起点にしたブログであれば、想定読者は「あなたのような人」になると思います。
なぜならば、あなたが普段から経験していることに興味を持つのは、あなたと近い価値観をもつ人だと思うからです。
自分のことはよくわからない!、という場合は、身近にいる友人・知人が想定読者だと思って、これからブログで執筆する内容について話し合ってみましょう。その時の友人・知人の反応が、ブログ読者の素直な反応だと思ってください。
想定読者と直接会話するほど、読者を深く共感させる文章スキルが自然と身に付きます。
わたしの場合、過去に特定の悩みに特化したブログを立ち上げた経験があります。しかし困ったことに、読者の悩みがまったくといっていいほど理解できなかったのです。
パソコンの前に座って一人で考えても一生答えがでないことは明らかでした。そこで思い切ってブログの想定読者になりそうな人の相談に直接のってみることにしたのです。
するとブログの文章に劇的な変化があらわれました。
まずブログ記事のネタに困ることは一切なくなりました。むしろ、ブログで取り上げたいテーマが多すぎて手がまわらなくなりました。
また一つ一つの記事の質が高くなり、結果的に定期的にブログに訪問してくれる読者を確保することができました。
もしブログのネタ探しに困ったり、質の高い記事を投稿する自信がないなら、想定読者を見つけて会話してみるのが効果的です。
需要があることを書く(3)
どんな内容の記事を書くにせよ、読者がいる以上は需要を意識する必要があります。
特にブログ運営当初は誰もあなたのブログの存在を知りません。ということは、Googleなどの検索エンジンで何かしらのキーワードを入力し、あなたのブログに到着するわけです。
すなわちGoogleなどの検索エンジンにキーワードを入力した時に、検索候補に出てこないようなキーワードについて記事を書いても集客など見込めないことは明らかです。
自己満足のブログで満足なら問題ありません。でもブログにアクセスを集めたいとか、ブログで稼ぎたいという気持ちがあるなら、需要があるネタについて記事を書く事を強くオススメします。
あなたがやるべきことはシンプルです。記事を書く前に、まずは記事の内容に沿ったキーワードを考えておきましょう。そして、そのキーワードが実際に検索されているキーワードかチェックするだけです。
できることならライバルの記事もチェックしておきましょう。そしてライバルよりも質の高い記事を投稿し続けましょう。そうすれば、いずれ必ず評価される時がきます。
ビビらず書く(4)
ブログを運営してると「こんなこと書いていいのかな?」と不安になることもあるかもしれません。
でも安心してください。公序良俗に反していたり、法律を侵害していなければ基本的に何を書こうが自由です。ブログ読者からの反応にビビっていたら、ブログなんて続けられません。
むしろブログ読者から何かしらの反応があったら喜ぶべきです。
仮にアンチの意見であっても、アンチの意見があるということは、ファンもついたということを意味します。喜ぶべきことですよね?
一番残念なのは、まったく反応が得られないケースです。いわば、世間から無視され続けている状態です。ブログ運営を続けていると、どんな意見でも欲しいと思うときが必ずやってきます。
またアンチの意見に耳を傾けることであなた自身も間違いに気づくことがあります。そのときは、素直に意見を修正し賢くなればいいのです。
但し、礼儀もなく汚い言葉で罵ってくる輩に対しては無視し続けても大丈夫です。
読者ゼロからのスタート(5)
どんな人気ブログも読者数ゼロからのスタートです。頭ではわかっていても耐えられないほど辛い状況がしばらく続くでしょう。
どんなに質の高い記事を投稿してもアクセスがゼロの状態が続くのは、想像以上に辛いものです。ブログ運営直後に挫折してしまう人が多いのも事実です。
逆に言えば、ブログ運営は継続するだけで勝機が見えるビジネスだということです。ライバルが勝手に挫折していくのですから超カンタンですよね?
つまりブログ運営を開始してから念頭に置くべきことは「いかに早く稼ぐか?」ではありません。「いかに継続するか?」を考えるべきなのです。
継続することがブログ運営で稼ぐ最大の秘訣だと気づいた人は、稼げる可能性が高くなります。
あなたはどうすれば継続できるでしょうか?
わたしの場合「無理して頑張らない」ことをモットーにブログ運営をした経験があります。結果的に大正解でした。
1日1記事を1年間でも継続できたら365記事になります。個人のブログで365以上記事があるブログって意外と少ないです。
やはり1年間毎日続けることすら難しいようです。でも継続することだけで差別化になるのですから、優位性が少ない人ほど継続するべきだと思います。
365も質の高い記事が投稿されたブログなら、アクセスも集まっているでしょうし、稼げる可能性も高くなります。
人生に一度は歯を食いしばって頑張った経験があるなら、その経験を思い出してみてください。
学生時代に毎日部活の朝練に参加したり、受験勉強で1日何時間も勉強した経験があれば「ブログ運営なんて楽勝だ」と気づけるのではないでしょうか。
毎日ブログを投稿したら人生変わると信じてブログ投稿できないのだとすれば、毎日部活に参加しない幽霊部員、毎日勉強できないダメダメな受験生のようなものです。
毎日ブログ執筆に頑張れないわけがないですよね?なんだか、できる気がしてきませんか?
一方でブログで稼ぐぞー!と気合が入っている人ほど、1日3記事とか頑張って投稿して1ヶ月か2ヶ月で燃え尽きてブログ運営を放り出すのです。
もちろん1日3記事でも10記事でも頑張れるだけ投稿してもいいでしょう。しかし結果的にブログを投げ出すなら本末転倒です。
成功するために「頑張る」のも、「頑張りすぎない」のも、成功するならどちらも正解です。自分にあった道を選びましょう。
最後に
日記ブログで稼ぐ以上は、運営者自身の実力が厳しく問われます。
運営者自身が新しい経験や知識を蓄え続けないと、つまらないブログになってしまうからです。
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